今回は、照明の選び方のポイントを解説します!
下の画像のお部屋を参考に、解説していきます。
長方形の約12畳のLDKです。
ダイニングテーブルの上とリビングの、丸で囲われた合計2ヶ所に引掛シーリングがあります。
キッチン(約3畳)にはダウンライトがついており、
キッチンの明るさは十分確保できているお部屋になります。
照明の選び方のポイントは、
①必要な明るさを知る
②照明の種類を選ぶ
③家具に合った照明を選ぶ
この3点です。
まずは、「①必要な明るさを知る」についてご説明します。
一般的に、生活する上での必要な明るさの目安は、1畳あたり40Wと言われています。
明るさの感じ方には個人差がありますが、
この数字を目安とすることで必要な明るさを決めることができます。
<今回のお部屋の場合>
リビング・ダイニング約9畳×40W=360W
今回のお部屋に必要な明るさは360Wということがわかります。
続いて、「②照明の種類を選ぶ」です。
天井照明は、大きく分けると下記の2種類に分かれます。
・ペンダントライト
・シーリングライト
ペンダントライトは照度は低いものが多いですが、
周囲をやわらかく照らしてくれるので、照らされた箇所に「中心感」が生まれます。
そのため、お部屋の団欒の中心となるダイニング空間におすすめです。
シーリングライトは天井付近から、お部屋全体を照らす照明です。
周囲を満遍なく照らせるため、場所を広く取る必要があるリビング空間におすすめです。
今回のお部屋でも、ダイニング上にはペンダントライト、リビングにはシーリングライトを選んでいます。
最後に「③家具に合った照明を選ぶ」です。
照明を選ぶ上で最も悩む点ですが、家具との共通点を作るということを意識するだけで、
家具にピッタリな照明を選ぶことができます。
今回のお部屋では、
・細いライン
・黒
という共通点を持たせました。
ダイニングでは、細身の黒いアイアンを使ったチェアに合わせており、
リビングでもソファの足やラグに合わせて選んでいます。
明るさは、ペンダントライトで100W、シーリングライトで360Wと必要な明るさを満たしています。
共通点を持たせることで、統一感を出しながらおしゃれな照明を選ぶことができます。
ぜひ、以上の3つのポイントを意識しながら照明選びを楽しんでみてください!
takamori