まず初めに、IC・IAとはインテリアコーディネーター、
インテリアアドバイザーの略称なのですが、
今回から仙台店のIC・IA資格保有スタッフが
いつもより少し専門的な内容に踏み込んだブログを定期的にお送ります!
今回の講座は、カラースキーム(色彩計画)についてです。
インテリアのカラースキーム(色彩計画)とは、空間の使用目的や条件に合わせて、
床・壁・天井を含む各インテリアの色を組み合わせることです。
洋服のコーディネートを決めるときに、入れるカラーを3色以内にすると、
簡単にまとまりのあるコーディネートを組める!と聞いたことはないでしょうか。
インテリアも同様で「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の
3つのカラーで組み立てるとまとまりやすいのですが、
空間の中で、この3つのカラーをそれぞれ「どの部分」に「どれくらいの分量」で
配置するかがコーディネートのポイントになります!
3つのカラーの配分は、ベース70%:アソート25%:アクセント5%が
バランスよくコーディネートできる割合と言われています。
コーディネート例から配色の割合を実際に見ていきましょう。
こちらは冒頭の画像を配色が分かりやすいように3D化したものです。
ベースカラー :アイボリー(壁・ソファ)
アソートカラー :ブラウン(床・TVボード等)
アクセントカラー:オレンジ(ラグ・クッション等)
ブラック(ソファやサイドテーブルの脚・クッション等)
アクセントカラーのオレンジがアソートカラーと同系色なので落ち着いた印象になり
アイアンのブラックが全体を引き締めています。
ベースカラー :アイボリー(壁・ソファ等)
アソートカラー :ナチュラルなブラウン(床・TVボード等)
アクセントカラー:グリーン(カーテン・ラグ・クッション・植物等)
このようにアクセントカラーをお部屋の中でも目立つ色にすると
遊び心がありつつ統一感を手に入れることができます!
それではどの色の組み合わせがおしゃれになりやすいのか、
次回のIC・IA資格者のインテリア講座で語らせていただきますので、お楽しみに♪
yoshida